ワールドカップ敗退の朝

個人の身体能力の差なのだろうか、或はスピリットの脆弱さなのだろうか、それとも戦術のせいなのだろうか… サッカーの事はよく分らないが、この3戦を観ていて、更には外国のサッカーチームの試合を観つつ、色々な意味で日本のサッカーは、実はただ単にレベルが低かっただけであろうと云う事を確信してしまった。ピッチで奮闘する日本代表達の姿を観るにつけ、勿論良く闘った、と、そう個人的には思うのであるが、実の所、マスコミの様々な報道に煽られ踊らされたこの10日間程であったと、そう思う訳である。そして惨敗の感が拭えないそんな事実を突きつけられて、今迄のそんな一連の報道に、物凄く怖さを感じた… イレブン達の姿が衰退を続ける日本の国力や経済力の象徴の様に思えてならなかったのは、果たしてボクだけであろうか?? 青いビニール袋と共に、ブラジルの会場のゴミを片付ける日本人達の行動が美談として語られている様であるが、それは日本人としての攻めと守りのアンバランスさを露呈しているかの様で、まさにグローバルなサッカー・ワールドカップの会場にあって余計に際立って見えて仕方が無かった。『試合に負け、日本人サポーター、ブラジルの会場で大暴れ!!』 そんな事、決して良い事だとは思わないが、今の日本、、、それくらいの気概が必要なのではないかと、実は完全にAWAYの街、早朝の横浜中華街にてそんな事を考えていた。

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