花一輪の存在は鉄の塊にも負けず…
新しく完成したバイクの撮影を行いつつ、スタジオで花を撮ってみました。弊社の工房と云いますと、昭和の香に溢れる旋盤やフライス盤といった工作機械や、鋼材となります鉄板やパイプの類い、そして、そうした鉄類と格闘を繰り広げる為に必要な、各種専用工具の数々が、オイルや鉄粉にまみれ点在を致しており、良く云えば、実に男らしいビジュアルがそこには展開をされている訳でありますが、通常の感覚でその風景を眺めてみれば、それはまさに、絵に描いた様な典型的な町工場の体裁な訳でありまして、勿論、どの角度からの視線に対しましても、それは大いに殺風景な訳なのであります。そんな状況を打破すべく、ウチの女将さんは時々、買い物のついでに、この様な小さな花束を買って帰る事がありまして、彼女なりのささやかな抵抗を試みる訳であります。今回の花束は、金額にして¥380… 近くのスーパーの入り口付近にあった花屋の出店で購入したとの事。。。花の状態からして、もう既にピークを越えた咲きっぷりでありまして、そんなに長い間は保たない様な、どことなく寂し気なオーラも漂わせつつの状況でもありました故、彼女達を連れ出し、その晴れ姿をスタジオで納めてやる事と致しました。花を撮る為のライティングは、今回が初めてでありましたので、結果は彼女達に申し訳無いものとなりましたが、最後の写真にあります様に、花一輪の存在は鉄の塊にも負けず… 本当に小さな切り花達でありますが、こうなりますと、やはり彼女達は何物にも代え難い偉大なるモデルさんである事を痛感… 終始、ファインダーを覗きながら、そんな事に気付かされつつの撮影でありました。
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